誘電体保護膜付き-高耐久性シルバーコーティングとは?
バーダー社製「BBHS」にご興味を下さいまして、ありがとうございます。同製品は、同社が「これまでにない、最高性能の製品を市販の価格帯で皆様にご提供をしたい」との設計思想で作り出された、バーダー社の名にふさわしい「逸品」の製品で、これには高度な技術を惜しみなく使われ、完成しました。
1.「誘電体保護」(Dielectric protection/ダイエレクトリック・プロテクション):この技術は干渉タイプの精密な光学用フィルターにも近年では幅広く使用され、その名は知られています。特徴は屈折率の低い「保護膜」から、より高率の「シルバーメッキ面」へ光が入射する事で発生する「反射程度」を高める事で劇的に反射率を高める技術です。同製品の「反射率≒100%」を達成し得ているのはこの技術の為です。また同時に「非常に固いコート」である事も特徴で、光学レンス用等の「クリーニングクロス」等で気軽に清掃も可能です。
2.「高耐久性ハードシルバーコート」(High-Hard silver coating/ハイハード・シルバーコーティング):こちらは肝心要の「光学ミラー」箇所のメッキ(コーティング)で、シルバー(銀)は、従来の「アルミ」に比べ、非常に高い反射率を示します。しかしのその反面、酸化等による「腐食」や「物理的な摩擦」には非常に弱く、現在までに使用されておりませんでした。同製品ではこれらの「弱点」に対し、バーダー社が掲げる「BBHS」コーティングをもって解決しました。弱点を脱した「シルバーコート」は凄いです。
さて、それでは「酸化腐食に弱い」シルバー(銀)メッキをあえて採用して、どのようなメリットが考えられるか、より具体的なポイントを以下の図と共に示します。
BBHS = BROAD BAND HARD SILVER |