SBIG社製冷却CCDカメラにおける
CCD素子クラス<グレード>定義について

更新:2011年 11月 28日 (月)

CCD素子クラス<グレード>定義・一覧表
ST-7XME・XMEi
ST-8XME・XMEi
ST-9XE・XEi
ST-10XME・XMEi
ST-2000XM・XCM
ST-4000XCM
       
ST-402ME
ST-1603ME
ST-3200ME
 
 
STL-1001E
STL-1301E
STL-4021M・CM
STL-6303E
STL-11000M・CM


クラス定義とは?

 SBIG社製冷却CCDカメラに採用されるCCD素子のメーカーであるKodak社は、このCCD素子の欠陥の数とタイプによってグレード(Class)を決定しています。一言に「欠陥」という言葉だけを想像すると決して良くないイメージを持たれるでしょうが、実は世界中で生産されるほとんどのCCD素子には、その生産過程の中で多少の程度に差があるにせよ「欠陥画素」と呼ばれるものが多数含まれているのが現状です。一例を挙げると、天文画像処理等で良く耳にする「ホットピクセル」や「クールピクセル」等はごく軽度の欠陥画素の一つであると言えます。つまり、より軽度な画素までを含め「欠陥画素」とグループ分けした場合、より一般的なCCD素子には必ずといって良い程存在している訳です。ただ「欠陥画素あり」というCCD素子は、その素子すべてが欠陥品というわけではありませんし、「欠陥画素」とは受けた光に対してある程度の反応(もしくはその対極反応)や過剰、更には全くの無反応であったり、その反応度が規定の素子に比べ、一定の反応を示さない画素を指しますので、この一定光に対する反応の差によって近辺にある画素と比べて映像が明るく(ホット)又は暗く(クール)映るように見えるケースが考えられます。(この「ホット」又は「クール」ピクセルは、もちろんSBIG社製冷却CCDカメラの標準制御ソフトである「CCDOPS」に納められている各画像処理機能を使用する事で、容易に補正することが可能となっております。)これらのように、完全無欠陥(Class0)のCCD素子も一部入手は可能ですが、ST-10XMEシリーズ等に使用されている特定のCCD素子は、巨大で、かつフォーマットの大きな受光面積を有しており、現在の製造技術では総数百万もの画素数のうち、わずかながら欠陥画素が存在してしまうのが現状となります。もちろんその中には画像の描写レベルでは確認が困難なものまで、様々な程度のものがランダムに含まれております。つまり、このように全ての用途に完全無欠陥である「Class0」素子搭載のCCDカメラは必要なく、一部の学術的用途を除く一般的なご使用の範囲では標準クラス素子搭載のCCDカメラで充分であると考えることができます。これらのことを踏まえSBIG社では、実用上充分な高性能CCDカメラを可能な限り低価格にてユーザーご提案できる様、標準搭載のCCD素子グレードを「Class2」までにとどめ
、よりハイグレードの「Class1」CCD素子をコスト的に採用できる機種にのみこれを標準仕様としています。対して「Class3」のCCD素子を使用することで、更に大幅にコストを押さえる事が可能となる機種も確かにございますが、そのより多くの欠陥内容からは決してお客様にとって得策とは考えられません。つまり、SBIG社ではこれらのCCD素子標準採用することは基本的にございません。つまり、SBIG社では冷却CCDカメラに対する豊富な知識からそのカメラモデルに最も適したグレードのCCD素子を採用している訳です。これも冷却CCDカメラのパイオニアカンパニーであるSBIG社であるからこその、なせる技なのです。 弊社SBIG社製品の日本総代理店では、お客様にお届けするCCDカメラの一台一台全てに「検査表」を作成し、これをお届け致しております。具体的なグレードの内容につきましては、下記をご参照下さい。(※CCD素子のスペックにより例外もあり。)



ST-7・402シリーズ (KAF-0400(L)/0401(L)E/0402ME)

日本国内正規製品に対する「CCD素子」標準搭載クラス表
ST-7XME
Class2Class1もご用意可能)
ST-7XMEi
Class2Class1もご用意可能)
ST-402ME
Class2Class1もご用意可能)
旧製品情報:ST-7全シリーズ→「Class1」 / ST-7「i」シリーズ→「Class2」

クラス・欠陥種類
ポイント欠陥数
クラスタ−欠陥数
欄(カラム)欠陥数
Class0
0
0
0
Class1
5点以下
0
0
Class2
10点以下
4点以下
0


KAF-0400/0401E/0402ME (NABG
仕様)の定義

ポイント欠陥
 ダーク画素/飽和レベルの70%まで照明された画素が隣接する画素と比べて6%以上の感度ダウンを示す画素
 ブライト画素/ 25℃で、1秒当りに5000電子以上の暗電流を示す画素
クラスタ−欠陥
 5点以下の隣接するポイント欠陥画素の集合体画素
欄(カラム)欠陥
 隣接する5点以上のポイント欠陥画素が1本の欄(カラム/主にY軸方向)にある線状の欠陥画素
 または:1本の欄(カラム/主にY軸方向)に、1秒当たりに12,000電子以上の暗電流を示す1個以上の画素を含む線状
     の欠陥画素
 または:負レベルの最低限度に及ばない画素(ダーク画素)が1本の欄(カラム/主にY軸方向)にある線状の欠陥画素
 または:2000eの照明で、250e以上の電子ロスを示す画素が一つ以上含まれる線状の欠陥画素
 ※欄(カラム)隣接画素:周辺にある128 x 128画素、又は±64欄/1行
 ※欠陥から欠陥までの間隔:欄(カラム)及びクラスタ−欠陥は、方向を問わず、最低2画素離れていること(ポイント欠陥は非対象)


KAF-0400L/0401LE (ABG仕様<製造中止>)の定義


ポイント欠陥
 ダーク画素/飽和レベルの70%までに照明された画素が隣画素と比べて6%以上の感度ダウンを示す画素
 ブライト画素/ 25℃で、1秒当りに3000電子以上の暗電流を示す画素
クラスタ−欠陥
 5点以下の隣接するポイント欠陥画素の集合体画素
欄(カラム)欠陥
 隣接する5点以上のポイント欠陥画素が1本の欄(カラム/主にY軸方向にある線状の欠陥画素
 または:1本の欄(カラム/主にY軸方向)に、1秒当たりに6,000電子以上の暗電流を示す1個以上の画素を含む線状
     の欠陥画素
 または:負レベルの最低限度に及ばない画素(ダーク画素)が1本の欄(カラム/主にY軸方向)にある線状の欠陥画素
 または:2000eの照明で、250e以上の電子ロスを示す画素が一つ以上含まれる線状の欠陥画素
 ※欄(カラム)隣接画素:周辺にある128 x 128画素、又は±64欄/1行
 ※欠陥から欠陥までの間隔:欄(カラム)及びクラスタ−欠陥は、方向を問わず、最低2画素離れていること(ポイント欠陥は非対象)




ST-8・1603シリーズ (KAF-1600(L)/1602(L)E/1603ME)

日本国内正規製品に対する「CCD素子」標準搭載クラス表
ST-8XME
Class2
ST-8XMEi
Class2
ST-1603ME
Class2
旧製品情報:ST-8全シリーズ→「Class2」 / ST-8「i」シリーズ→「Class2」

クラス・欠陥種類
ポイント欠陥数
中心領域
800x600画素
ポイント
欠陥数
(合計)
クラスタ−欠陥
中心領域
800x600画素
クラスタ−欠陥
合計
欄(カラム欠陥数)
中心領域
800x600画素
欄欠陥数(合計)
Class0*
---
---
---
---
---
---
Class1*
---
---
---
---
---
---
Class2
5点以下
10点以下
2点以下
4点以下
0
0
Class3*
---
---
---
---
---
---
*注意:コダック社ではこれらのCCD素子は供致しておりません。




KAF-1600/1602E/1603ME (NABG仕様)の定義

ポイント欠陥
 ダーク画素/飽和レベルの70%までに照明された画素が隣画素と比べて6%以上の感度ダウンを示す画素
クラスタ−欠陥
 ブライト画素/ 25℃で、1秒当りに5000電子以上の暗電流を示す画素
欄(カラム)欠陥
 5点以下の隣接するポイント欠陥画素の集合体画素
 隣接する5点より多いの隣接ポイント欠陥が1本の欄にある
 または:1本の欄(カラム/主にY軸方向)に、1秒当たりに12,000電子以上の暗電流を示す1個以上の画素を含む線状
     の欠陥画素
 または:負レベルの最低限度に及ばない画素(ダーク画素)が1本の欄(カラム/主にY軸方向)にある線状の欠陥画素
 または:2000eの照明で、250e以上の電子ロスを示す画素が一つ以上含まれる線状の欠陥画素
 ※欄(カラム)隣接画素:周辺にある128 x 128画素、又は±64欄/1行
 ※欠陥から欠陥までの間隔:欄(カラム)及びクラスタ−欠陥は、方向を問わず、最低2画素離れていること(ポイント欠陥は非対象)
 ※欠陥領域控除:上記領域(800×600画素)以外に、2列/2欄(カラム)の欠陥は、欠陥内容に含まれません。




KAF-1600L/1602LE (ABG仕様<製造中止>)の定義


ポイント欠陥
 ダーク画素/飽和レベルの70%までに照明された画素が隣画素と比べて6%以上の感度ダウンを示す画素
クラスタ−欠陥
 ブライト画素/ 25℃で、1秒当りに3000電子以上の暗電流を示す画素
欄(カラム)欠陥
 5点以下の隣接するポイント欠陥画素の集合体画素
 隣接する5点より多いの隣接ポイント欠陥が1本の欄にある
 または:1本の欄(カラム/主にY軸方向)に、1秒当たりに6,000電子以上の暗電流を示す1個以上の画素を含む線状
     の欠陥画素
 または:負レベルの最低限度に及ばない画素(ダーク画素)が1本の欄(カラム/主にY軸方向)にある線状の欠陥画素
 または:2000eの照明で、250e以上の電子ロスを示す画素が一つ以上含まれる線状の欠陥画素
 ※欄(カラム)隣接画素:周辺にある128 x 128画素、又は±64欄/1行
 ※欠陥から欠陥までの間隔:欄(カラム)及びクラスタ−欠陥は、方向を問わず、最低2画素離れていること(ポイント欠陥は非対象)
 ※欠陥領域控除:上記領域(800×600画素)以外に、2列/2欄(カラム)の欠陥は、欠陥内容に含まれません。




ST-9シリーズ (KAF-0261E)

日本国内正規製品に対する「CCD素子」標準搭載クラス表
ST-9XE
Class1
ST-9XEi
Class1
旧製品情報:ST-9全シリーズ→「Class1」 / ST-9「i」シリーズ→「Class1」

クラス・欠陥種類
ポイント欠陥
クラスタ−欠陥
欄(カラム)欠陥
Class0
0
0
0
Class1
10点以下
4点以下
0
UV Enhanced
10点以下
4点以下
0


KAF-0261E (NABG仕様)の定義

ポイント欠陥
 ダーク画素/飽和レベルの70%までに照明された画素が隣画素と比べて20%以上の感度ダウンを示す画素
 ブライト画素/ 25℃で、1秒当りに4500電子以上の暗電流を示す画素
クラスタ−欠陥
 5点以下の隣接するポイント欠陥画素の集合体画素
欄(カラム)ラ
 ポイント欠陥(ダークカラム)が1本の欄(カラム)にある線状の欠陥画素
 または:1本の欄(カラム/主にY軸方向)に、1秒当たりに150,000電子以上の暗電流を示す1個以上の画素を含む線状
     の欠陥画素
 または:負レベルの最低限度に及ばない画素(ダーク画素)が1本の欄(カラム/主にY軸方向)にある線状の欠陥画素
 または:2000eの照明で、500e以上の電子ロスを示す画素が一つ以上含まれる線状の欠陥画素
 ※欄(カラム)隣接画素:周辺にある128 x 128画素、又は±64欄/1行
 ※欠陥から欠陥までの間隔:欄(カラム)及びクラスタ−欠陥は、方向を問わず、最低2画素離れていること(ポイント欠陥は非対象)




ST-10・3200シリーズ (KAF-3200E/3200ME)

日本国内正規製品に対する「CCD素子」標準搭載クラス表
ST-10XME
Class2
ST-10XMEi
Class2
ST-3200ME
Class2
旧製品情報:ST-10全シリーズ→「Class2」 / ST-10「i」シリーズ→「Class2」

クラス・欠陥種類
ポイント欠陥
中心領域
1544x1040
ポイント欠陥
合計
クラスタ−欠陥
中心領域
1544x1040
クラスタ−欠陥
合計
欄(カラム)欠陥
中心領域
1544x1040
欄欠陥合計数
Class0*
---
---
---
---
---
---
Class1*
---
---
---
---
---
---
Class2
5点以下
10点以下
2点以下
4点以下
0
0
Class3*
---
---
---
---
---
---
*注意:コダック社ではこれらのCCD素子は供致しておりません。

KAF-3200E/3200ME (NABG仕様のみ)の定義

ポイント欠陥
 ダーク画素/飽和レベルの70%までに照明された画素が隣画素と比べて6%以上の感度ダウンを示す画素
 ブライト画素/ 25℃で、1秒当りに5000電子以上の暗電流を示す画素
クラスタ−欠陥
 5点以下の隣接するポイント欠陥画素の集合体画素
欄(カラム)欠陥
 隣接する5点より多いの隣接ポイント欠陥が1本の欄にある
 または:1本の欄(カラム/主にY軸方向)に、1秒当たりに12,000電子以上の暗電流を示す1個以上の画素を含む線状
     の欠陥画素
 または:負レベルの最低限度に及ばない画素(ダーク画素)が1本の欄(カラム/主にY軸方向)にある線状の欠陥画素
 または:2000eの照明で、250e以上の電子ロスを示す画素が一つ以上含まれる線状の欠陥画素
 ※欄(カラム)隣接画素:周辺にある128 x 128画素、又は±64欄/1行
 ※欠陥から欠陥までの間隔:欄(カラム)及びクラスタ−欠陥は、方向を問わず、最低2画素離れていること(ポイント欠陥は非対象)
 ※欠陥領域控除:上記領域(1544×1040画素)以外に、2列/2欄(カラム)の欠陥は、欠陥内容に含まれません。




ST-2000シリーズ (KAI-2020M/2020CM)

日本国内正規製品に対する「CCD素子」標準搭載クラス表
ST-2000XM・XCM
標準クラスのみ

クラス・欠陥種類
ポイント欠陥
中心領域
ポイント欠陥
合計
クラスタ−欠陥
中心領域
クラスタ−欠陥
合計
欄(カラム)欠陥
中心領域
欄欠陥合計数
Class0
---
---
---
---
---
---
Class1
---
---
---
---
---
---
Class2
---
---
---
---
---
---
Class3
---
---
---
---
---
---

KAI-2020M/2020CM (ABG仕様のみ)の定義

ポイント欠陥
 
 
クラスタ−欠陥
 
欄(カラム)欠陥
 
 
 
 
 ※欄(カラム)隣接画素:
 ※欠陥から欠陥までの間隔:
 ※欠陥領域控除:




ST-1001E / STL-1001E (KAF-1001E)

日本国内正規製品に対する「CCD素子」標準搭載クラス表
STL-1001E(現行機種)
Class2
旧製品情報:ST-1001E→「Class3」 / STL-1001E(前期機種)「Class3」

クラス・欠陥種類
ポイント欠陥
クラスタ−欠陥
欄(カラム)欠陥
Class0*
---
---
---
Class1*
---
---
---
Class2
40点以下
10点以下
0
Class3*
---
---
---
*注意:コダック社ではこれらのCCD素子は供致しておりません。

KAF-1001E (NABG仕様のみ)の定義


ポイント欠陥
 ダーク画素/飽和レベルの70%までに照明された画素が隣画素と比べて20%以上の感度ダウンを示す画素
 ブライト画素/ 25℃で、1秒当りに4500電子以上の暗電流を示す画素
クラスタ−欠陥
 5点以下の隣接するポイント欠陥画素の集合体画素
欄(カラム)欠陥
 ポイント欠陥(ダークカラム)が1本の欄(カラム)にある線状の欠陥画素
 または:1本の欄(カラム/主にY軸方向)に、1秒当たりに150,000電子以上の暗電流を示す1個以上の画素を含む線状
     の欠陥画素
 または:負レベルの最低限度に及ばない画素(ダーク画素)が1本の欄(カラム/主にY軸方向)にある線状の欠陥画素
 または:2000eの照明で、500e以上の電子ロスを示す画素が一つ以上含まれる線状の欠陥画素
 ※欄(カラム)隣接画素:周辺にある128 x 128画素、又は±64欄/1行
 ※欠陥から欠陥までの間隔:欄(カラム)及びクラスタ−欠陥は、方向を問わず、最低2画素離れていること(ポイント欠陥は非対象)




ST-4000XCM / STL-4021M・CM (KAF-4021M・CM)

日本国内正規製品に対する「CCD素子」標準搭載クラス表
STL-4021M
Class2
STL-4021CM
Class2
ST-4000XCM
-----

クラス・欠陥種類
ポイント欠陥
クラスタ−欠陥
欄(カラム)欠陥
Class0*
---
---
---
Class1*
---
---
---
Class2
40点以下
8点以下
0
*注意:コダック社ではClass0&1のCCD素子は供致しておりません。

KAI-4021M (
ABG仕様のみ)の定義

ポイント欠陥
 
 
クラスタ−欠陥
 
欄(カラム)欠陥
 
 
 
 
 ※欄(カラム)隣接画素:
 ※欠陥から欠陥までの間隔:




STL-1301E<製造中止> (KAF-1301E)

日本国内正規製品に対する「CCD素子」標準搭載クラス表
STL-1301E
Class2

クラス・欠陥種類
ポイント欠陥
中心領域
800x600
ポイント欠陥
合計
クラスタ−欠陥
中心領域
800x600
クラスタ−欠陥
合計
欄(カラム)欠陥
中心領域
800x600
欄欠陥合計数
Class0*
---
---
---
---
---
---
Class1
---
---
---
---
---
---
Class2
---
---
---
---
---
---
Class3
---
---
---
---
---
---
*注意:コダック社ではClass0のCCD素子は供致しておりません。

KAF-1301E (
NABG仕様のみ<製造中止>)の定義

ポイント欠陥
 ダーク画素/飽和レベルの70%までに照明された画素が隣画素と比べて20%以上の感度ダウンを示す画素
 ブライト画素/ 25℃で、1秒当りに4500電子以上の暗電流を示す画素
クラスタ−欠陥
 5点以下の隣接するポイント欠陥画素の集合体画素
欄(カラム)欠陥
 ポイント欠陥(ダークカラム)が1本の欄(カラム)にある線状の欠陥画素
 または:1本の欄(カラム/主にY軸方向)に、1秒当たりに150,000電子以上の暗電流を示す1個以上の画素を含む線状
     の欠陥画素
 または:負レベルの最低限度に及ばない画素(ダーク画素)が1本の欄(カラム/主にY軸方向)にある線状の欠陥画素
 または:2000eの照明で、150e以上の電子ロスを示す画素が一つ以上含まれる線状の欠陥画素
 ※欄(カラム)隣接画素:周辺にある128 x 128画素、又は±64欄/1行
 ※欠陥から欠陥までの間隔:欄(カラム)及びクラスタ−欠陥は、方向を問わず、最低2画素離れていること(ポイント欠陥は非対象)




STL-6303E (KAF-6303E)

日本国内正規製品に対する「CCD素子」標準搭載クラス表
STL-6303E
Class2

クラス・欠陥種類
ポイント欠陥
中心領域
1024x1024
ポイント欠陥
合計
クラスタ−欠陥
中心領域
1024x1024
クラスタ−欠陥
合計
欄(カラム)欠陥
中心領域
1024x1024
欄欠陥合計数
Class0*
---
---
---
---
---
---
Class1*
---
---
---
---
---
---
Class2
45点以下
90点以下
18点以下
36点以下
0
0
*注意:コダック社ではこれらのCCD素子は供致しておりません。

KAF-6303E (NABG仕様のみ)の定義

ポイント欠陥
 ダーク画素/飽和レベルの70%までに照明された画素が隣画素と比べて20%以上の感度ダウンを示す画素
 ブライト画素/ 25℃で、1秒当りに10000電子以上の暗電流を示す画素
クラスタ−欠陥
 5点以下の隣接するポイント欠陥画素の集合体画素
欄(カラム)欠陥
 ポイント欠陥(ダークカラム)が1本の欄(カラム)にある線状の欠陥画素
 または:1本の欄(カラム/主にY軸方向)に、1秒当たりに30,000電子以上の暗電流を示す1個以上の画素を含む線状
     の欠陥画素
 または:負レベルの最低限度に及ばない画素(ダーク画素)が1本の欄(カラム/主にY軸方向)にある線状の欠陥画素
 または:2000eの照明で、250e以上の電子ロスを示す画素が一つ以上含まれる線状の欠陥画素
 ※欄(カラム)隣接画素:周辺にある128 x 128画素、又は±64欄/1行
 ※欠陥から欠陥までの間隔:欄(カラム)及びクラスタ−欠陥は、方向を問わず、最低2画素離れていること(ポイント欠陥は非対象)




STL-11000M・CM (KAI-11002M・CM)

日本国内正規製品に対する「CCD素子」標準搭載クラス表
STL-11000M・CM(クラス1)
Class1
STL-11000M・CM(クラス2)
Class2

クラス・欠陥種類
ポイント欠陥
クラスタ−欠陥
欄(カラム)欠陥
ClassX*(モノクロのみ)
100点以下
0
0
Class0*(モノクロのみ)
100点以下
1点以下
0
Class1
100点以下
20点以下
0
Class2(モノクロ)
200点以下
20点以下
2点以下
Class2(カラー)
200点以下
20点以下
10点以下
※ご注意:お届け時期はその都度要確認。ご要望の際はお時間に余裕をお持ち頂きましてご注文下さいませ。

KAF-11002M (
ABG仕様のみ)の定義

ポイント欠陥
 
 
クラスタ−欠陥
 
欄(カラム)欠陥
 
 
 
 
 ※欄(カラム)隣接画素:
 ※欠陥から欠陥までの間隔:



SBIG社製品日本輸入総代理店
SBIGJapan(国際光器/株式会社マゼラン)



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