まずは組み上げ機器の確認です:
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まずは上記の通りに「FW8G-STT撮影アダプターシステム(仮称)」の組み上げを行なう「STTカメラ+FW8G(以下<カメラ製品と省略>)」を確認します。
なお、当製品が対応するカメラモデルは以下の通りです。
対応機種:www.sbig-japan.com/STT.html
内の「セルフガイドセット」及び「SGセット」 の各機種モデル
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標準の接続ADなどを取り外します:
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次に、カメラ製品に標準付属の「2インチノーズピース」、及び「ベースプレート」、更に「フィルターホイールカバー」までを取り外します。(それぞれの取り外しには#1番の「+」ドライバー)をご利用下さい。 |
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さて、、、:
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さて、これで本題の「FW8G-STT撮影アダプターシステム(以下撮影アダプターシステムと省略)」組み上げる準備が完了しました。 |
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ミラーユニットを外します:
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上記の通りに先程取り外しを行ないました「フィルターホイールカバー」を持ち、上記「○」箇所のノブを緩めます。 |
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同上、完全に取り外します:
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すると、連結されたネジがフリーになり、上記通りに「上方向へスライドさせる事でミラーユニット」を取り外す事か出来きるようになります。 |
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アダプターシステムの取付け:
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ベースADを取付けます:
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いよいよアダプターシステム本体(ベース部)の取付けです。写真の形状の「ベースアダプター」を用意します。 |
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しっかりと配置します:
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アダプターの取付けは切り欠きのある方がガイドCCDユニット側となります。まずはこの切り欠き側から「フィルターホイールカバー」に深く当て込み、上記のように両手親指でアダプターをはめ込みます。(場合によりましては、取付けが少々きつい場合があります。) |
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取付け状態:
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アダプターの配置が完了致しましたら、ネジ穴との位置を確認しながら付属の「皿ネジ(4本)」を使って上記のように固定を行ないます。 |
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ミラーユニットを戻します:
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ネジの増し締めを完了し、上記のように先程取り外した「ミラーユニット」を取り外したのと逆の手順で取付けます。 |
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調整ノブネジと繋ぎます:
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ガイドCCDユニットを固定します:
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ミラーユニットを元に戻しました。(「○」箇所のノブを回してガイドCCDユニットの固定を行なっておきます。) |
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ベースプレート(前)の様子:
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ベースアダプターを取付けた状態の写真です。なお、移動観測等で実際に等アダプターシステムをお使いの際には、ここまでの作業を予め完了しておき、以下の取付け作業以下を現場で行なわれると良いかも知れません。 |
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接続リングは3種類をご用意:
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次にいよいよ「撮影システムアダプター」の「望遠鏡側」のアダプターの取付けに入ります。上記は左下より「Tネジ接続リング(仮称)※1」「タカハシM54接続リング(中央上)※2」、そして「ビクセンM60接続リング(右下)※3」です。
ベースアダプターと「※1」セット:¥41,800-(税込み)
ベースアダプターと「※2」セット:¥42,800-(税込み)
ベースアダプターと「※3」セット:¥42,800-(税込み)
※1:アダプター単品(追加用)¥16,800-(税込み)
※2:アダプター単品(追加用)¥17,800-(税込み)
※3:アダプター単品(追加用)¥17,800-(税込み)
既に当アダプターシステムをご注文下さっておりますお客様には、特別に商品差額に関係なく上記「※1」「※2」「※3」のいづれかの組み合わせ製品にてお届け致します。(その他の接続リングの単品にての追加でのご用意もお受け致します。) |
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取付けネジはステンレス製:
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上記は、これよりの組み上げに使用する「ネジ類」です。(標準付属品) |
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ところで、、、:
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これまでの、また特に現場での当アダプターシステムの組み上げには、上記のような「電動タイプ」のドライバーがオススメです。最近ではホームセンター等で2千円前後で容易に入手が可能です。 |
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望遠鏡への接続リングの取付け:
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さてさて、ここでは一例と致しまして「ビクセン社製鏡筒(M60用)」のアダプターを使って接続の解説を続けます。鏡筒の該当箇所に対応する接続リングをねじ込んで取付けを行ないます。 |
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回転位置は???:
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しっかりとねじ込み、取付けました。しかし、ベースアダプターとの接続固定に使用する3点のネジ穴の位置が適切ではありません。 |
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回転装置(等)で行ないます:
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ここで、鏡筒に付属の「回転装置」等を使用して、上記のようにネジ穴の位置を合わせます。なお、上記の鏡筒には回転装置の付属がありませんでしたので、鏡筒バンドを緩めて鏡筒本体ごと回転させています。 |
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固定を考慮し「トラスネジ」:
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上記のネジは「接続リング(各種用)」と「ベースアダプター」とを接続するネジです。 |
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いよいよ合体です:
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上記に紹介のネジを使って、「接続リング」と「ベースアダプター」との組み上げを行ないますが、ここからは両手を使って、カメラ機器を支えながら脱落等に注意ながら慎重に作業を進めてゆきます。 |
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ネジ固定には電動がオススメ:
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左手でフィルターホイールカバーを支えて、右手で電動ドライバーをコントロールします。この時に一本のネジの締め込みを5〜7回程度に分けて着実に計3本をしっかりと締めてゆきます。 |
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取付け回転角度のチェック:
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上記は鏡筒接眼部に「ビクセンM60接続リング」に「ベースアダプター」「フィルターホイールカバー」が取付けられた状態の様子です。
各部の取付けにゆるみ等がないかの確認します。 |
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ここもやはりステンレス製:
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さて、いよいよ終盤です。上記は「フィルターホイールカバー」に「CCDカメラ機器」を接続する為の4本ネジの様子です。(ステンレス製/標準付属です。) |
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CCDカメラを取付け:
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こちらも先程と同様に、左手でCCDカメラ機器を支えながら、右手で電動ドライバーをコントロールします。この時も一本のネジの締め込みを数回程度に分けて着実にしっかりと締めてゆきます。(計四隅-4本箇所) |
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バックビュー:
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これで完成:
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最後にCCDカメラ機器が正しく直角度を守って鏡筒に接続されているかを確認し、ズレがある場合には、回転装置等で正しい回転角度に調整します。
以上です。 |
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当ADは高度な設計に裏付けられた「逸品」です!:
この当製品は「FW8G-STT撮影アダプターシステム」はSBIG社製「STTシリーズ・冷却CCDカメラ(ガイド素子付きFWモデル)」専用の特殊アダプターシステムであり、以下の状況を打開する為に多くの試行錯誤を経て製作、完成しました。
また、他にはない優れた特徴があります。
1. 本来、該当のCCDカメラがその構造特性上から全ての望遠鏡接続用ADを外した状態でも、一眼レフカメラのフランジバック量にせまる大きさとなっており、この状態では例え特注でのアダプターを製作しても、必要以上のアダプター増厚が伴い、規定のフランジバック量を大きく超過してしまう(点)
2. 上記の意味するところは、各鏡筒専用に用意されている「レデューサー」や「フラットナー」、「エクステンダー」等のアクセサリーを併用した撮影がこの撮影アダプターシステムをご使用下さる事で可能となる(点)
3. 通常、他のカメラ接続アダプター(形態)では上記のアクセサリーが「フランジバック量」の観点から一切併用不可となる(点)
4. そして何よりも「SBIG社が世界に誇るデュアルCCDセンサー1本の撮影鏡筒でオートガイドを行ないながら撮影する事が出来る)」の絶対無二のプロフェッショナル撮影を「レデューサー(など)」のアクセサリーを併用した状態で可能になる(点)
以上の事から、弊社では、この「FW8G-STT撮影アダプターシステム」を、幾多の問題や壁に突き当たりながらも、今日において完成致しました。このアダプターシステムを有効にご利用頂き、お客様お手元の「STTカメラ」で、存分に自由度の高いよりハイグレードな撮影をご堪能下さいませ。ご案内当初よりご注文を下さっておりますお客様におかれましては、多大なお時間とご心配をお掛け致しました事を、改めまして心より深くお詫びを申し上げます。(現在、量産製作中でございます。お届けの準備が整いましたら、弊社より別途ご連絡申し上げます。)
なお、このアダプターの設計ポリシーは上記の通りですが、「レデューサーを併用してデュアルセンサ−で撮影画出来ないものか」という到達点を目指し、開発に着手致しました。それほど、SBIG社製特性の「デュアルセンサー」での撮影を「レデューサーを併用しながら」行なえるという到達点が重要と考えました。このアダプターは、弊社ならではのCCDカメラ関連機器に対する豊富な知識と高い設計技術、そしてより確実な製作精度が融合した正に「品質本位」のアダプターです! |
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弊社では様々な機器・パーツをお取扱い致しております。信頼の「弊社オリジナル製品」をどうぞご用命下さい。 |
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